ソロモン諸島観光セミナー in JAPAN

まさかこんなかたちで日本に帰国するとは。

12月1日～12月7日、出張で日本に帰国した。1年半振りの日本である。入国してすぐにコンビニで缶コーヒーを買ってテンション上がる。あまりの缶コーヒーの美味しさにニヤニヤが止まらない。

出張の最大の目的は、日本の旅行会社向けに、現地観光局で活動している私が、同行した同僚と共にソロモン観光の魅力を発信をすること。

日本事務所の多大なご協力を頂き、都内某所でソロモンの観光地についてのプレゼンを行った。30名以上の方にご参加頂いた。名の知れたある太平洋諸国のセミナーでも初回は十数人程と聞いていたので、今回30名以上も来て頂いたのは、正直とても嬉しかったし驚いた。

近隣諸国と比べると、ソロモンの知名度は恐ろしく低い。ゆえに観光客数も恐ろしく低い。2018年の日本人観光客は370人。ソロモンを販売されている代理店の中にも行ったことはないという方もいるほどである。

プレゼンのコンセプトとしては、”Culture, Nature, Adventure”ということで、日本では味わうことのできない旅行先として、①ウェスタン州ギゾ、②マライタ州アウキ、③セントラル州サボ島、④ガダルカナル州ホニアラをメインに紹介させて頂いた。各地の観光情報については後日アップしたいと思うので、乞うご期待。

まずは、同僚のOpening Remarks。

やや緊張感が漂う。

続いて日本事務所の方がソロモンの一般情報を紹介した後、私の出番。

久しぶりの日本語と敬語を人前で話すということで、始めはちょっと緊張･･･。

残念ながら自分の中で準備していたことの70パーセントくらいしか伝えきれなかったが、なんとか無事に終わる。プレゼンとはそんなもんであると自分を慰める。

とりあえずビッグイベントは終わったので、翌日からは関係機関や代理店の個別訪問の営業と同僚の東京視察に付き合う。

初めての東京タワー。ソロモンでは5階建て以上の高い建物がないので、ちょっとビビっている。

完全に浮かれている。

初めての満員電車。縮こまりすぎやろ。

セミナーの様子が、ソロモンの新聞紙Solomon Starに掲載された。

セミナー終了後、いくつかの旅行会社からご連絡を頂いた。

このセミナーを契機に、2020年以降日本人観光客が増えてくれれば、これ以上喜ばしいことはない。

今回JICAはほとんどからんでいないが、旅費を出して頂いた配属先と日本事務所の期待に少しでも応えれるように、残りの任期を全うしたいと思う。