🇸🇧キラキラストーリー in Solomon🇸🇧

ソロモン諸島キラキラでの協力隊日記

職場&活動紹介①

今さらかい!!と思うかも知れないが、職場と活動の紹介をしたいと思う。

 

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派遣国:ソロモン諸島

任地:マキラウラワ州キラキラ

配属先:キラキラ水産センター

職種:コミュニティ開発

 

水産センターの主な業務としては大きく2つあり、ひとつは漁師から魚類を買い取ってセンターで販売代行すること、もうひとつは製氷機で作った氷をマーケットで魚類を販売している漁師に売ることである。

 

魚の販売代行。センターで冷凍保存して1キロSBD$30≒400円で売られる。たまに、イカやサメも入る。ソロモン人は魚が大好きであり、この量は2日程度で完売する。

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製氷機は、OFCF(公益財団法人海外漁業協力財団)からの支援により設置された。氷をビニール袋に入れて10キロSBD$50≒650円で売られる。

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イメージ的には、おそらく日本の地方にある漁協の超縮小版のような感じである。

マキラウラワ州政府は、センターを商業化させ財源確保のために活用したいと考えているため、以下の内容を要請している。

 

①財務・会計管理に関する支援、助言をする。

②センターの商業化に向けた水産物加工、流通、販路開拓に関するアイディアを出し、同僚や漁師とともに実行する。

③その他配属先に必要と思われる事項に対するアドバイスを行う。

 

ん~、なんか財務会計管理はどの程度のレベルが要求されてるのかわからんし、商業化ってのもあんまりピンとこんし、特に最後のアドバイスを行うなんて要請内容がアバウト過ぎるし、行ってみんとよくわからん!と思い配属されてから約4ヶ月が経過した。

 

実際に配属されてからは日本との違いに驚きの連続だった。

 

カウンターパートと言って、ボランティアに色々教えてくれたり一緒に仕事をしたりする職員がいるのだが、配属された日に彼がいきなり、

「そう言えば、おれ先週から2ヶ月間の休暇をとってるから、次に会うのは2ヶ月後やな!」

いやいや意味わからん。カウンターパートはセンター長なのに、誰が仕事教えてくれるんやろ・・・。

そうなんです。ここは日本じゃないので、誰も仕事を教えてくれないんです。自分で探すしかないんです。

にしても、文化も違うし、現地語であるピジン語もろくにわからんしなかなか辛いなーと思いながらとりあえず他の職員に付いて回る。

 

職場にこんな人がいたり、

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同僚もこんな感じやし。

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デスクこんな感じでボロボロやし。

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とりあえず製氷機で氷作ることを覚えようと思い同僚に教えてくれと頼んだら、朝6時半に来いと言われた。どうせソロモンタイムやろと思い、7時頃行ったらもう終わってた。すまん!明日また教えてくれ!と頼み、8時に来いと言われたので8時前に行くと、今度は同僚が9時に出勤。ソロモンタイムを理解するのはなかなかレベルが高い。

 

平日の勤務時間は8時半~16時半で、9時に出勤するよう言われたのに行っても誰もいない。なので、職場に入れない。10時頃にやっとセンターが開く感じである。

昼休みは12時~13時のはずだが、13時半に戻っても職場は開いてない。なのに、ほとんどの日は定時で終了。

 

ソロモン人は時間にルーズなことからソロモンタイムと呼ばれるが、のちに、キラキラにはキラキラタイムと呼ばれるもっと強烈なものがあることを知ることとなる。

 

ちなみに、センター長が職場復帰したのは2ヶ月半が経過してからである。

 

なんやかんやで、落ち着いてまともに活動始めれたのは配属されてから3ヶ月後くらいである。

 

職場&活動紹介②に続く・・・。