🇸🇧キラキラストーリー in Solomon🇸🇧

ソロモン諸島キラキラでの協力隊日記

ソロモン諸島の紹介

今さらかい!!

と思うかも知れないが、ソロモン諸島を軽く紹介したい。今回は写真がなく文章ばっかりで見づらくて申し訳ない。

 

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ソロモン諸島は、日本と同じ島嶼国で多くの島から成っている。主要な島として、ガダルカナル島サンクリストバル島、マライタ島、サンタイサベル島、チョイスル島がある。

青は諸島を囲んでいる海、緑は陸地、黄色の線は日光を象徴している。

 

〈島の紹介〉

ガダルカナル島・・・首都ホニアラがある。第二次世界大戦の激戦地として有名。通称、餓島(ガ島)。第二次世界大戦時に飢餓で亡くなった方が多いことからこの名前が付けられた。未だに多くの不発弾があり、たまに発見されると不発弾処理をするので近づかないように大使館から連絡がある。

 

サンクリストバル島・・・配属先であるマキラウラワ州の州都キラキラがある島。キラキラって名前を日本語だけで見ると、完全に名前負けした州都である。メインアイランドであるマキラ島とウラワ島から成っているため、キラキラが所在する島をサンクリストバル島と呼ばずマキラ島と呼ぶ。バナナの特産地として有名で100種類以上あるらしい。あと、一昔前まで、人肉を食べていたらしい・・・。

 

マライタ島・・・ソロモンで1番人口が多い。州都アウキには、首都ホニアラに次いで色んなお店がある。インターネットは3Gが入る。カフェもある。うらやましい。ちなみにホニアラは4G/LTEが入る。キラキラは2G。パイナップルの特産地であり、世界一美味いといううわさも。シェルマネーと呼ばれる貝で作ったアクセサリーが有名で、その他多くの面白い文化や風習がある。

 

サンタイサベル島・・・州都ブアラ。ウミガメの産卵地として有名である。アナボンにはウミガメの保護区があり、ウミガメの産卵、孵化を見学したり一緒に泳いだりすることができる。サーフィンリゾート地としてコアな客も多いらしい。

 

チョイスル島・・・州都タロ。目と鼻の先にPNG(パプアニューギニア)がある。肌の色が他の島とちょっと違っていて、色が黒い人が多い。聞くところによると、キラキラと同じくらいまたはそれ以上に何もないらしい。

 

他にも、ラグーンが広がりサーフィンやダイビングなどのリゾート地として有名なギゾ、日本の巡洋艦「菊月」の船影を見学できるツラギ島、イルカと泳げるサボ島、世界遺産東レンネル、ウィリアム王子とキャサリン妃が宿泊したタバニププなど多くの魅力がある。

 

〈人口〉

人口は約60万人で、人口ピラミッドは正ピラミッド型をしており、今後も増え続ける予定である。どこを歩いてても、とにかく子どもがめちゃくちゃ多い。兄弟姉妹何人か聞くと、だいたい6~7人はいる。日本はだいたい2~3人かなと言うと、オーマイゴッド!どうやって生きているんだ!と言われる。いやいや、子ども6~7人の方がよっぽどどうやって生きていってるんだと思う。

 

〈人柄〉

これくれ!あれしてくれ!って言うと、まず断られることはない。その代わり、お前のこれくれ!と言われる。シェアの文化がある。

かなり親日的である。歴史的に、第二次世界大戦中に負傷した日本人をソロモン人が色々お世話してくれたという。そのお礼として今も日本がソロモンを支援していることに対して、ソロモン人は感謝しているようである。ソロモンにある多くの建物や道路は日本の支援でできている。協力隊としてここで生活することになって、日本人ってだけで感謝されることが多いが、そういった歴史的背景を考えると色々複雑な心境になる。

 

今回はソロモンのほんのごく一部しか紹介できなかったため、もし興味があるならば調べていただきたい。